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マラリア、冬虫夏草は宿主を操る寄生生物。武田鉄矢さんがラジオで、そのお話を面白く解説してくれていました。昨今ではネットのYouTubeでも聴く事が出来ます。

さて、哺乳類は腸内に細菌を宿していて、生命を維持できる様に・・・!
今話題の腸内フローラ。


この、腸内フローラはヒトの感情をも左右する可能性のある事を示唆していました。まるで、マラリアや冬虫夏草が宿主を操るかの様に・・・?

ヒトの異変、事件、個性、才能は多少なりともこの、腸内フローラが関わっていると。とにもかくにも、腸は栄養を吸収する内臓、不要なモノを排出する装置。

成長に、恒常性に大きくかかわる場所。ソコに宿る腸内細菌は当然、それらに関与されるという発想は至極当然。

脳も腸の機能次第で、排せつしたり嘔吐したりの指令を降している。心臓も鼓動を落とし、肺は気道を塞ぎ、横隔膜は準備をし、血圧も低下し、唾液で口内を守り、胃酸の逆流を防いで嘔吐する。

吐くシステムを持っていないのは、馬やネズミぐらいで彼等はそのために良くかみ砕くのだとか・・・?海の生物ホヤは成長の過程で、泳ぎを辞め岩などに定着すると自らの脳を喰らい、腸を残して生存する。

話変わって、意識は脳が働き、心は腸が支配するといわれていたり・・・まるで、その様な表現が相応しい程に仕事する臓器が腸。腹が座る、腹の虫が治まらない、虫唾が走る・・・等々、古来よりヒトは少なからずソンナ腸の事に気がついていたのカモ・・・?

一方、宿る菌のお話。
ヘリコバクターピロリ菌。
危険な菌として有名になってしまった菌。

ピロリ菌は発がん、パーキンソン病の原因だと予想されている怖ろしい菌。他方で、数千年もお付き合いしている菌。花粉症、脳卒中、皮膚炎を防ぐために必要な臓器のアラートを作動させる役割も受け持っているのだとか・・・?

医学的な臨床例では、奇異な行動を起こした事件で菌が及ぼした!・・・と言う報告もあるのだと。トキソプラズマとネズミ、そしてネコ。

一般人にはほぼ、無害なのだけれども近頃の報告では、トキソプラズマ保持者は交通事故に遭遇する確率が高くなるのだとか・・・?また、人体はトキソプラズマを兵糧攻めで駆逐しようして、ある酵素を分泌してそのためにセロトニンの供給不足に陥り、ヒトは恐怖心を薄められて、冒険心を励起させれるのだそう。

以上の様に腸内菌には、まだまだミステリアスな秘密を宿しているのでしょう。
腸内フローラの件は、生活に直結した大事の一つだったのですネ。



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